身の回りの気になる「あんなこと」「こんなこと」を、
納得いくまで調べていきます。
ちょっとした雑学や、暇つぶしの読み物にどうぞ♪(毎日更新予定です)
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「心太」(または「心天」)
なんと読むでしょう?
ヒント:カラシと三杯酢とか青のりをかけて食べるものです。
正解は「ところてん」
今回はところてんの作り方や、
寒天とは違うか、などを調べてみます。
なんと読むでしょう?
ヒント:カラシと三杯酢とか青のりをかけて食べるものです。
正解は「ところてん」
今回はところてんの作り方や、
寒天とは違うか、などを調べてみます。
ところてんは、
テングサなどの海藻を天日で干し、
鍋で一時間ほどゆでて溶かして、
出てきた寒天質を冷まして固めたものだそうです。
専用の器具(天突き)で押し出して、
細い糸上に切って食べるのが一般的。
ところてん(心太)の語源は(正確には未詳ですが)、
どうやら「海藻を固めた」という製法からきているようです。
「太」は「太い海藻」を使っていることから、
「心」は「凝る(こる)」が転じたもの。
遣唐使が持ち帰って伝わったとされ、
当時は「こころふと」とよばれていましたが、
それが「こころてん」、「ところてん」に変わっていったようです。
完成したところてんを、
一度凍結させて溶かして乾かした物が
寒天なんだそうです。
寒天とは、ところてんを寒いところで天日干しした、
という意味からきているみたいです。
だから、歴史的には寒天よりもところてんのほうが古く、
奈良時代ころにはところてんとよばれていた物が
あるんだそうです。
寒天があらわれたのは
長い年月がたった江戸時代。
京都の旅館の主人が、
捨てられて乾燥したところてんを使って、
もう一度ところてんをつくってみたわけです。
すると、できあがったものは磯臭さがなくなり
新しい食べ物でした。
そこで、名前も新しく「寒天」とつけて親しまれるようになったそうです。
この寒天、京都での大発見以後、
世界中に広まり、一時期は日本の重要な輸出品になったのですが、
第二次世界大戦中、輸出が禁止されたことで、
諸外国は自力で寒天製造を始め、
こうして作られたのが、
現在スーパーでも購入できる
粉末タイプの寒天なんだそうです。
寒天は日本が誇る大発明だったのですね。
そうとは知らずに、
ところてんの方が個人的には好きです。
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