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身の回りの気になる「あんなこと」「こんなこと」を、 納得いくまで調べていきます。
ちょっとした雑学や、暇つぶしの読み物にどうぞ♪(毎日更新予定です)
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リアカーなきK村、貸すもくれないどうばりょく、、

炎色反応という、
燃やす物によっては
赤や青以外の色の炎がでるものがあります。

その仕組みとは?

 

化学の覚え方でいまいち覚えられなかった
炎色反応です。

Li 赤
Na 黄
K 紫
Ca 燈
Sr 紅
Cu 緑
Ba 緑

という感じで、それぞれの物質を燃やすと
様々な色の炎が見られます。

花火の色もこれを利用してつけられています。

家にある物でも、食塩(NaCl)を
アルコールに混ぜて火をつけたら炎色反応が見られます。

でも、Naって黄色で、ろうそくの炎の色との違いがすごくわかりにくいので
お気をつけ下さい。


どうして物質によっていろいろと違う色がでてくるのでしょうか。

その原因になっているのは、電子です。


それぞれの原子は、原子核の周りを電子が飛んでできています。

電子の動ける道(軌道)は、
それぞれの原子のなかに何通りかあります。

陸上のトラックを想像するといいかもしれません。

最短でまわってこられる(一番楽できる)ルートと、
その外側にちょっとずつ長い(苦しい)ルートが何通りかあるわけです。
一番外側のルートが一番長く、大変な道のりです。
(実際は、もっとものすごく複雑なルートになっていますが、
わかりやすい例としてお考えください。)


電子くんたちも、できるだけ楽なコースを走ろうとします。
(コース毎に、いられる電子の数が決まっています。)

ところが、周りから熱を加えられると、事態は一変します。

熱を加えられたのを
陸上のトラックを走っているところに、
好きな子からの応援が聞こえた、と置き換えてみてください。

はりきりますよね?

はりきって、
調子者の電子君は
それまで走っていた楽なルートではなく、
ちょっと苦しめのルートに移ってしまいます。

その結果、電子君はバテます。
バテて、もとのルートにもどってしまいます。

そのときに、照れて、顔を赤くしてしまいます。
その赤い色が、炎色反応なんだよ。

原子によって、
苦しいルートと楽なルートの差がまちまちです。

苦しいルートから、楽なルートのエネルギー差が、
大きいと紫色に、小さいと赤色に、
大きすぎたり、小さすぎると目に見えない色の光になってしまいます。

(目に見える光をだせるのが、『炎色反応』としてしられている物質なんですね。)

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