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身の回りの気になる「あんなこと」「こんなこと」を、 納得いくまで調べていきます。
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「いい塩梅だ」

料理の味付けがうまくできたときや、
体調の具合がよくなったとき、
その他、何か具合がいいときに、

それを表現するときに使う言葉ですよね。


この「塩梅」という言葉の語源を、
どこかで「塩の加減」から由来している・・・というように
聞いたことがあります。

それでは、
「梅」はなにかというと、
梅は昔は調味料にどうとかこうとか。。


はい。調べてみましょう。

 
(以下、語源由来辞典を参照しています。)

「あんばい」とは、具合・加減・程度のこと。
漢字表記には、「塩梅」と「按排(案配・按配)」がある。

なんと、同じ「あんばい」という読み方の熟語にも、
2種類の漢字表記があるんですか。

「塩梅」はもともと「えんばい」と読み、
塩と梅酢を合わせた調味料で、味加減が良いものを意味していたそうです。

「按排」とは、「あんばい」と読み、
上手く処理することや、具合よく並べる、などの意味がありました。


この2つの熟語が2つとも、
「具合がいい」「よい具合にする」という点で
似通っていたことで、
混同が起き、
「塩梅」の読み方も「あんばい」になった、とされています。


さて、私自身は
調味料としての「塩梅」をみたことがないのですが、
現在は、どのようにあつかわれているのでしょうか。


塩梅の「梅」の部分である梅酢とは、
一般的には梅を漬けたときの残り汁のことですが、
梅酢を楽しみたい方は、
青梅を酢と砂糖で漬けて作ったりもするそうです。


ところが、
「塩梅」となると話は変わってきます。

「塩梅酢」という調味料はあるのです。
あるのですが、これの別名は「加減酢」「三杯酢」など。

作り方は、
「酢に ミリン・酒・砂糖などの香辛料を加える。」

ということで、
梅は特に入っていないようなんです。


塩+梅酢+酢の
「塩梅」酢ではなく、

いい味加減の酢の
「按排」酢なんでしょうね。

信州産 梅酢 360ml




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