今夜いよいよチャンピオンズリーグの決勝ですね！

巷では、
世界最高峰のパスサッカーを披露するバルセロナを
優勝候補に挙げるひとが多いようです。

とはいえ、
２年前のローマで行われた決勝（バルサ×マンU）では
不覚をとったマンUが、
今回のウェンブリーでリベンジを果たすのでは・・？
（このときは、当時のチームエース「C.ロナウド」たよりになりすぎて、
攻撃が手狭になったのは誰の目から見ても明らかでした。
この失敗を、監督であるファーガソンが糧にしないわけがない。）


と、
どちらもファンの人を筆頭に、
壮絶な予想合戦が繰り広げられています。


戦力分析や、
戦術の読み合い、
過去の試合の伏線など、
いろいろな角度から試合の予想がされていますが、

90分という長いようで短いようなこの決勝戦。
戦力分析や前評判よりも、
「ドラマ性」が重要になってくるように思います。


例えば、一番思い出に残っている大会が、
2002-03の、ミランとユヴェントスが決勝に残った大会。

この年は、
インフルエンザの影響で1.5軍となったユヴェントスを、
グループリーグで
マンUがベッカムーファンニッセルローイのファインゴールでボコボコにし、

そのマンUはレアルと死闘を繰り広げながらも惜敗し、
監督との不仲が原因となったベッカムが去ったり、

そのレアルを甦ったユヴェントスが力勝ちし決勝に進むも、
カード累積のため、決勝に「バロンドール確実」のネドベドが出場できなくなり涙するなど、

大会中に記憶に残るドラマがありました。


その中でも、ACミランーアヤックスの準々決勝第２戦は壮絶でした。

オランダでの１戦目はスコアレスドローで終わったため
アウェイゴールルールでアヤックスに利もあり、
ミランが一点入れても、アヤックスが取り返してリードする、
そんなシーソーゲームが続き、
2-2でアヤックスがアウェイゴールの差で勝ち進むかと思ったロスタイム、
まさかのインザーギの決勝ゴールがきまり、
その勢いのまま、
ACミランはインテルとのミラノダービーを制して
歴史に残る糞試合となった決勝を制したのでした。


ほかにも、
グループリーグや準々決勝などで、
ドラマチックな大逆転劇を起こしてその勢いのまま大会を制することは
CLだけでなく、W杯やEUROでも
よく見られます。

逆にいうならば、
大会の途中で、勢いに乗れるようなイベント・逆転劇・死闘があったチームが
優勝するように、私個人はかんがえているわけです。


それでは！
今年のCL決勝で闘う両チームはどうでしょうか？

一回戦以降を見てみると、
マンUはシャルケとの準決勝は大勝していますが、
マルセイユやチェルシーとは接戦を演じています。

対してバルセロナは
準決勝にてレアルとクラシコ４連戦の中で
（ピッチ外で不完全燃焼を起こしながらも）いなしています。
そこまでのアーセナル戦やシャフタル戦も、順当に勝利をあげています。



どちらのチームも、抜きん出ているね。

世に言われているように、現時点での世界１位と２位を決める戦いになりそうです。


ドラマ性とかはよくわかりません！

どちらのチームも、国内のライバルを倒して進んでいるし。
びっくりするような番狂わせや逆転劇があったわけでもないし。


そういえば、数年前にも
ACミランとリバプールが１年置いて決勝で再戦したことがありましたよね。

このときはミランがリベンジを果たしたという意味でマンU。
前評判通りの結果になったという意味ではバルサ。

やっぱりどうなるかわからなくて楽しいですね！
こんなにわくわくする決勝は久しぶりな気がします！

結論はあえて出しませんが、
試合終了のホイッスルとともに結論はでるのですから、
もう少し待っていましょう！



この試合で引退する選手が、
悪口をいわれたことに激高して、
頭突きとかして一発退場になったりしてね。

[0回]