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身の回りの気になる「あんなこと」「こんなこと」を、 納得いくまで調べていきます。
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日本茶番協会が存在しないことは、
以前のこのブログでも触れましたが、

そもそも「番茶」とはなんでしょうか。

緑茶やほうじ茶や煎茶というのと
何が違うのでしょうか?

調べてみました。

 

まず、番茶とは、緑茶の一種ということから話を始めます。

緑茶は、
収穫したあとに、
発酵させずに加熱処理した茶葉を使用します。

その茶葉にお湯を注ぎ、成分を抽出した飲料を緑茶といいます。


この緑茶は大きく分けて次の二つに分類できます。
・石臼を用いて粉末にした抹茶(挽茶)
・茶葉を湯に浸して成分を抽出する煎じ茶

番茶は、2番目の煎じ茶のグループに属します。

ただし、一般的に「煎茶」というと、
一番茶とニ番茶の早摘みの若芽のみを使用したお茶のことを指します。

それに対して、
「番茶」とは、
夏以降、三番茶や四番茶、秋冬に(畑の整形のために)とれる大きい茶葉や、
煎茶の製造工程ではじかれた大きな葉、
さらには茎などを使用して作ったお茶だということらしいです。


煎茶のように若葉ではなく成長した葉を原料とするため、
苦み成分のタンニンが多めで、
カフェインは少なめとなってます。

つまるところ、
渋めのさっぱりしたお茶ができあがるわけです。


さて、「番茶」という名前の由来ですが、
「番」には「普段の」「日常的な」という意味があるので、
(番傘や御番菜の番と同じ意味合い)

一番茶やニ番茶を使った高級品の煎茶と比較して
日常的に飲まれるお茶、という意味で名付けられた、
という説や、


三番茶以降の、遅い時期に収穫されたことから「晩茶」と呼ばれていたのが
後々変化して「番茶」になったという説があるそうです。


昔から庶民の味として親しまれてきたわけですが、
より美味しく飲めるよう、
香ばしさをだそうと、
いったん飲む前に茶葉をほうじて
「ほうじ茶」として飲まれることも多く、

一部の地域では「番茶」は「ほうじ茶」を指すこともあるそうです。


コンビニや自動販売機においてある「お茶」は、
高級指向が強いためか
この「番茶」という言葉を使った商品が
なかなかないのかもしれません。

健康フーズ 三年番茶 徳用 350g

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