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身の回りの気になる「あんなこと」「こんなこと」を、 納得いくまで調べていきます。
ちょっとした雑学や、暇つぶしの読み物にどうぞ♪(毎日更新予定です)
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干したサツマ芋、略して干し芋。

あの歯ごたえと、
ほのかな甘み。

昔、ばあちゃんの家でよく食べさせてもらった
懐かしのおやつです。

見た目は地味(干し芋さん、ごめん)だけど、
美味しいし、
お茶を横においていたら病みつきになってしまいますよね。



最近はスーパーやお土産屋さんなどで売っているのを見かけます。

味と食感だけが人気の源ではないようですね。

コレステロールは含まれていないし、
食物繊維は豊富だし、その他ビタミンに富んでいる
「健康食品」としての
評価も高いそうです。


さて、売っている干し芋を買ってしまうのが手っ取り早いのですが、
ばあちゃんがつくっていたのだから、
普通の家でも、当然作れるはずです。

ということで、干し芋の作り方について調べてみました。


まず、干し芋の歴史について。

サツマ芋を蒸してから干す製法が出来上がったのは
文政年間(1818〜1829)のころ、
静岡県の御前崎市あたりの地域と言われています。

その後、
日露戦争で「軍人いも」の異名で、兵隊の野戦食に採用された経験があります。


他の情報。

干し芋は日本全国各地で作られていますが、
産業としては茨木県産がその8割以上を占めているそうです。

「干し芋」の他、「乾燥芋、かんそいも」「きっぽし」なども呼ばれることが
ありますが、
実は正式名称があり、「甘藷蒸切干」が本名だとか。



さて、この干し芋はどうやってつくるのか、というと、
かなりシンプルです。

本名の「甘藷蒸切干」という通り、
甘藷(サツマ芋)を「蒸して」「切って」「干す」
の3ステップでできあがります。


丸々のサツマ芋を皮付きのまま蒸し器で蒸し、
冷めたら皮をはがして
5mm〜1cmほどの厚さに薄切りします。

それを、ザルやすだれなどを使って
日中太陽が当たるところに干し、
(夜は家の中にしまって)
3日から一週間ほど、
(たまにひっくり返しながら)
好みの固さになるまで干すと、

できあがり。


ジップに入れるなど、湿気が少なく涼しいところで保管していると、
イモの表面のでんぷんが糖になって白くなります。

湿気が多いところや暑いところで保管すると、
イモの表面がカビで白くなるので注意してください。


蒸すのは蒸し器でも、
炊飯器でも、
電子レンジでも、
ホクホクになれば問題ないそうです。


ポイントは、干すタイミング。
干している最中に雨が降ったり、
雨が降っているときにイモを干そうとすると
カビが生えたり、
上手く乾いてくれません。


天気予報で3日以上晴れそうなタイミングを狙って、
イモを蒸し始めるのが昔からの知恵だそうです。

また、
乾燥した、冷たい風にさらすことで、
イモは甘くなるんだとか。

そういう意味で、
乾燥芋は冬の寒い時期につくるのがベストで、

夏はおろか、春や秋でも
雨が降りやすかったり、
湿度が高いと失敗(上手く乾かなかったり、カビたり)が
多くなるようです。
この時期は、市販の干し芋を手に入れる方がいいのかもしれません。


調べてみると、

食べる前にオーブンやコンロで軽くあぶると、
香ばしくなって美味しいのだとか。

これはやったことがないから、
試してみたいなぁ。

また、干し芋はちょっと柔らかめで
中がちょっとトロっとしているのが人気なようです。


個人的には、
ばあちゃんがよくつくっていた、
アゴが抜けそうなほどのガチガチの干し芋が好きかなぁ。。

テーラ 万能干しかご 3段 50×50cm


茨城県ひたちなか産 飛田憲男さん手造りの平切り干し芋 200g入り


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